アウトドアで楽しみなイベントの一つが、バーベキューです。大自然に囲まれながら、仲間でワイワイ楽しめるので、好きな人も多いでしょう。
バーベキュー会場に行けば、バーベキューセットをレンタルしているところもあります。
しかし、場所によっては自分で用意しなければいけません。
この記事では、バーベキューの必須アイテムから、あると便利なアイテムまで紹介します。
バーベキューアイテム
BBQグリル、コンロ
現在では、レンタルしているバーベキュー会場が増えてきています。ただし、山や川などの秘境などでバーベキューする場合は、自分で用意することになるでしょう。
自分で用意する場合は、参加人数によってサイズを調整しなければいけません。
鉄板、プレート、網
BBQグリルやコンロを自分で用意する場合は、鉄板やプレート、網も一緒に用意する必要があります。
グリルやコンロのサイズに合わせて、鉄板やプレートも準備しましょう。また、網は焦げやすく汚れやすいため、交換用の網を用意することをおすすめします。
炭、着火剤、ライター
コンロやグリルをレンタルしているところでも、火起こし道具は自分で用意しなければいけないケースがあります。
火起こし道具も鉄板やプレートと同様に、グリルやコンロのサイズに十分な量を用意しておきましょう。
ちなみに、人数1人につき1kgの炭があると安心です。5人でバーベキューする場合は、5kg以上の炭を用意しましょう。
炭に加えて着火剤があると、簡単に火起こしができます。
軍手、炭バサミ
バーベキューは、火を起こしたり、炭を触ったり、ゴミを片付けたりします。軍手があるとケガのリスクを減らせたり、手が汚れにくくなったりするので、人数分 用意しましょう。
滑り止めが付いているものだと、ゴムが熱で溶けるかもしれないので、シンプルな軍手がおすすめです。
また、炭バサミも用意しておくと、火起こしがしやすくなります。
食事アイテム
飲み物、食材(肉、野菜、魚介類など)
バーベキューは飲み物や食材選びが、楽しみの一つでもありますよね。しかし、ついつい食料を買い込みすぎたり、足りなくなったりしたら困ります。
バーベキューにおいて、1人分の量は以下が目安です。
- 肉…男性300g、女性200g、子供150g
- 野菜…100g
ちなみに、飲み物は5人くらいであれば、ペットボトル(2リットル)2~3本分あれば足りるでしょう。
バーベキューの定番食材については、以下を参考にしてください。
【バーベキューの定番食材】
- 肉類…牛肉、豚肉、鶏肉、ソーセージなど
- 魚介類…エビ、イカ、ホタテなどの貝類
- 野菜…玉ねぎ、ピーマン、とうもろこし、ジャガイモ、キノコ類など
- 主食…焼きそば、冷凍焼きおにぎりなど
- スイーツ類…マシュマロ、バナナ、チョコレートなど
調味料
バーベキュー会場によっては、調味料が用意されているところもあります。
しかし、用意されていなかったり、味付けにこだわりがあったりするなら、調味料も持っていきましょう。
全部を用意する必要はありませんが、好みによって以下の調味料を参考にしてください。
【バーベキューの調味料】
- 焼き肉のタレ
- しょう油
- 塩
- コショウ
- バター
- おろしニンニク
- 七味唐辛子
- オリーブオイル
- ソース(焼きそば用に)
クーラーボックス、氷
真夏はもちろん、5月や秋なども食中毒の危険性があるので、クーラーボックスは持っていきましょう。
肉や野菜、飲み物などの保存に便利です。特に夏場はコンビニで氷を購入して、一緒に入れておくと良いでしょう。
調理器具(トング、包丁、まな板、キッチンバサミ)
調理器具も、バーベキュー会場でレンタルしている場合もありますが、コンロなどを自分で持っていく場合は、調理器具も一緒に準備しましょう。
食材を切る際は包丁だけでも良いですが、鶏肉をカットする際はキッチンバサミがあると便利です。
また、トングがあれば料理の取り分けや、安全に食材をひっくり返すことができます。
食器(皿、コップ、箸)
紙製の皿やコップ、割り箸があれば、洗い物が少なくなるので楽です。
用意する食器は、1人分に対して以下が目安になります。
- 皿…2枚
- 箸…2膳
- コップ…2~4個
ウェットティッシュ
手が汚れたり、テーブルを拭いたりする際に、ウェットティッシュがあると便利です。
最近では、除菌用のウェットティッシュがあるので、調理前に手を拭くのも良いでしょう。
リラックスアイテム
テーブル、椅子
食事中や、ふと休む際にあるとリラックスできます。バーベキューには、折り畳みで軽く持ち運びが容易なテーブル、椅子を選ぶのが良いです。
うちわ
夏場で暑い日差しの下でバーベキューをする場合は、涼しくするためのアイテムとして持っておくと良いでしょう。
また、火起こしの際や、火力が弱いときなどに仰ぐと便利です。複数枚うちわを用意しておくと、何人かでいっぺんに火起こしできます。
レジャーシート、テント
椅子がない、もしくは人数分 用意できないときなど、レジャーシートがあると良いでしょう。また、荷物置きなどにも使えるなど、汎用性が高いです。
もしも余裕があれば、テントがあると日よけアイテムとして使えます。雨が突然 降った際は、止むまでの雨宿りにもなります。
片付けアイテム
洗剤、スポンジ、タワシ
バーベキューが終わったあと、鉄板や網をキレイにするために必要です。頑固な焦げつきなどは、タワシがあると落としやすくなります。
ビニール袋、ゴミ袋
バーベキューをしていると、大量のゴミが出ます。小さいビニール袋である程度ゴミを集めながら、最後にゴミ袋で一つにすると良いでしょう。
また、バーベキュー会場でゴミを捨てる場合は、ゴミごとに分別しなければいけない場合があります。
そのため、複数のビニール袋やゴミ袋を持って行きましょう。
ラップ、アルミホイル
例えば、食材が余って持ち帰る場合は、サランラップがあると便利です。また、バーベキューに置いてアルミホイルは重宝します。
アルミホイルがあれば料理の幅が広がり、丸めれば金だわしの代わりになって、鉄板を洗う際に便利です。
食品保存用袋(ジップロックなど)
余ってしまった食材を、持って帰る際にあると便利です。また、肉に下味を付けたいときには、ジップロックなどがあると活躍します。
あると便利なアイテム
スマホ充電バッテリー
朝から準備をして、夕方までバーベキューをする場合、スマホのバッテリーが途中で切れるかもしれません。
万が一、救急車やパトカーを呼ぶケースもあるかもしれないので、スマホの充電バッテリーは所持しておきましょう。
日焼け止めスプレー
屋外でバーベキューをする場合は、日焼け止めスプレーがあると便利です。紫外線を浴びると、日焼けしたり肌を痛めたりすることがあります。
虫除けスプレー、かゆみ止め
バーベキューをする場所は、蚊などの虫がたくさんいる場合が多いです。虫よけスプレーやかゆみ止めを持っていくと、虫に対するストレスを減らせます。
救急セット
アウトドアをしていると、ケガをしたり体調が悪くなったりすることも考えられます。バーベキューの際は、ヤケドのリスクがあるでしょう。
バンドエイドや消毒液、車酔いしやすい人がいる場合は、酔い止め薬も用意しておくと安心です。
バーベキューを楽しくするための工夫
事前に食材を切っておく
前日などに食材を用意する場合は、事前に食材を切っておくと楽です。グリルや火起こしの準備が完了したら、すぐに肉などの食材を焼くことができます。
切り分けた肉はジップロックに入れ、野菜は濡らしたキッチンペーパーに包んでおくと、変色を防ぐことができるでしょう。
箸・トングの使い分けをする
食材を焼く用の箸と、口に運ぶ際の箸は必ず別にしておきましょう。
というのも、加熱前の食材には菌が潜んでいます。そのため、加熱前の食材に触れた箸にも菌が付着して、その箸で調理後の肉や野菜を食べると、食中毒になるリスクがあります。
例えば、加熱前の食材を掴みたいときはトング、加熱後の肉や野菜を口に運ぶ際は箸を使う…といった、使い分けをすると分かりやすいでしょう。
まとめ
今回は、バーベキューの必須アイテムから、あると便利なアイテムに関して紹介しました。
バーベキューはゴミが出やすいので、使用する場所は必ずキレイにして帰りましょう。
近年の夏は酷暑傾向が高いので、熱中症にはくれぐれも気を付けてください。
気分が悪くなったら涼しい場所で休みながら、体調に注意しながら楽しむことも大切です。