河口湖には、夏と冬に大きな花火大会があります。夏はお祭りを中心に豪華な花火大会が、冬は澄んだ空気に幻想的な花火と景色を楽しむことができます。
この記事では、河口湖の2大花火大会の紹介と、花火の穴場スポットについて紹介していきます。
夏の花火大会|河口湖湖上祭
河口湖湖上祭の花火大会は、河口湖の夏の夜空を彩る富士五湖でも最大のイベントです。
2022年までで103回行われてきた歴史ある花火大会で、富士山をバックに打ち上げられる花火は、多くの人を魅了します。
河口湖湖上祭の花火大会の見どころは、以下の通りです。
【河口湖湖上祭の見どころ花火】
- 花火師による花火コンクールや演出花火
- 音楽と連動するミュージカルスターマイン
- くじゃく花火、水中花火、ナイアガラなど
特にクライマックスのフィナーレスターマインは、夜空を花火が埋めつくして、息を飲むほどの迫力です。
また、お祭りなので多くの屋台(2022年は約50のお店)が出店し、花火大会の前夜は『よさこいソーラン踊り』を見ることができます。
花火の数 | 約1万発 |
会場 | 山梨県河口湖町 県営船津浜 平浜駐車場 河口湖湖上 |
アクセス | 【車】中央自動車道 河口湖ICから約15分 【公共交通機関】富士急行線 河口湖駅から徒歩約10分 |
開催時期 | 8月上旬(2022年は8月5日) |
時間 | 19時45分~21時 |
公式HP | https://fujisan.ne.jp/pages/396/ |
冬の花火大会|河口湖・冬花火
空気が澄み切った、河口湖の冬に打ち上がる花火大会です。打ち上げ場所は大池公園、畳岩、八木崎公園になり、河口湖畔の広い範囲で花火を楽しむことができます。
冠雪した富士山と花火が同時に拝めるイベントで、打ち上げ時間は20分と短いですが、寒い時期でも十分に綺麗な風景を見られるでしょう。
気象条件にもよりますが、花火の光で夜の逆さ富士を拝むこともできます。
夏の花火大会と比べると規模は小さいですが、幻想的な景色を楽しめるイベントと言って良いです。
花火の数 | 約1800発 |
会場 | 山梨県南都留郡 富士河口湖町小立1221河口湖畔 大池公園 |
アクセス | 【車】中央自動車道 河口湖ICから約15分 【公共交通機関】富士急行線 河口湖駅から徒歩約20分 |
開催時期 | 1月21日~2月19日までの土日、及び2月23日(2023年) |
時間 | 20時~20時20分 |
公式HP | https://fujisan.ne.jp/pages/403/ |
穴場スポット5選
花火大会の開催中は、花火会場に人が大勢溢れかえることも珍しくありません。そこでここでは、会場以外にも花火を楽しめるスポットを5つ紹介します。
産屋ヶ崎
河口湖湖上祭・花火大会の公式ポスターの写真もここで撮影されており、富士山をバックにした花火を見ることができます。
- 住所:山梨県南都留郡 富士河口湖町浅川
八木崎公園
周辺に建物など景色を遮る物がないため、しっかりと花火を見ることができます。冬は花火大会の会場になりますが、夏の河口湖湖上祭の花火を見るのにも、おすすめのスポットです。
- 住所:山梨県南都留郡 富士河口湖町小立897-1
大石公園
花火の会場から少し距離がありますが、大石公園も花火を楽しめる場所です。湖畔遊歩道に沿って色んなお花が次々と少しずつ咲いていくのが特徴で、8月にはコキアを中心とした鮮やかな花を見ることができます。
昼は綺麗な花を背景に散歩しながら、夜は花火を楽しむのがおすすめです。
- 住所:山梨県南都留郡 富士河口湖町大石
河口湖円形ホール
撮影ポイントとしても人気のスポットなので、しっかりと花火を見ることができるでしょう。
富士山と河口湖大橋に花火、といった景色を楽しむことができます。
- 住所:山梨県南都留郡 富士河口湖町河口3030-1
河口湖富士山パノラマロープウェイ
ロープウェイで登ると、見晴らしがいい天上山公園へ行くことができます。高い位置から花火を見ることができ、平地とは違った角度から花火を鑑賞できるのでおすすめです。
展望台から河口湖全体を見渡せたり、ロープウェイに乗りながら花火鑑賞をできたりします。
- 住所:山梨県南都留郡 富士河口湖町浅川1163-1
まとめ
夏にグランピングなどで河口湖に訪れる際は、ぜひ花火大会もセットで計画を立てると良いでしょう。
また、冬は『逆さ富士』や『ダイヤモンド富士』など、富士五湖ならではの風景を見ることができます。
例えば、週末は明け方や夕方に逆さ富士やダイヤモンド富士などを鑑賞し、夜は河口湖の花火を楽しんでみるのもおすすめです。