ワーケーションって?
ワーケーション(worcation)とは、働くという意味の「ワーク(work)」と休暇を意味する「バケーション(vacation)」を組み合わせた造語です。自宅以外の宿やホテル、リゾートなどの宿泊施設で仕事を行います。
ワーケーション利用者から見たメリット
ワーケーションには様々なメリットが期待できます。
創造力が高まる
いつもとは違う場所で仕事をすることで、オフィスや自宅では気づかなかった視点が出てくることがあります。ワーケーションの拠点が持つ観光資源や自然、食べ物など、五感を刺激する要素もたっぷりあるので、新しい発想のタネが見つかるかもしれません。
リフレッシュになる
ワーケーション施設は休暇を過ごすにもぴったりな環境です。温泉や自然、ゆったりとした施設設備などに囲まれて、リフレッシュすることができます。リラックスした状態で仕事に取り組むことで、仕事の成果向上も期待できます。
チームの親睦を深められる
会社やチームでワーケーションを利用すれば、コミュニティの親睦を深めることができます。ただの休暇でも仕事でもない「ワーケーション」という機会は、腰を据えて行いたいディスカッションを行ったり仕事の方向性を改めて確認するのにもぴったりです。
ワーケーションって仕事なの?休みなの?
ワーケーションは「ワーク」と「バケーション」を合体させた造語なので「結局のところ働くの?休むの?どちらなの?」と思う人もいるでしょう。
ワーケーションの目的の主目的は、実施するコミュニティによって異なります。
休暇型ワーケーション
休暇型ワーケーションは、休暇を主目的としたワーケーションです。休暇中に働くという意味ではありません。通常の業務時間は仕事を行いつつ、前後の休日や有給日にワーケーション拠点で休日を過ごします。
休暇型ワーケーションを活用すれば、長期休暇が取りづらい仕事でも最低限の業務時間を除いてまとまった休みを取ることが可能になります。
導入のポイントとしては、業務時間と休暇の線引きをしっかりと行うことが大切です。
業務型ワーケーション
業務型ワーケーションは、業務を行うためのワーケーションです。休むことが目的というよりも、いつもと異なる環境で仕事をすることで生まれる様々なメリットを期待して実施されます。
業務型ワーケーションの場合、普段の問題意識やディスカッションしたい内容など、ワーケーションによって何を得たいのかをイメージして参加することでより多くの気づきが得られます。
ワーケーションを行う際は環境を確認しよう
ワーケーションを行う際に気を付けておきたいポイントもあります。ワーケーションに良さそうな施設だと思って訪れたものの、通信環境が整っておらず仕事ができなかったというケースもあります。Wi-Fiの有無や仕事に必要な設備については事前にしっかりチェックしておきましょう。